下痢 |
|||||||||||||
ビタミン|栄養素 > 症状、悩み一覧_栄養素 > 下痢 効果的な栄養乳酸菌(ビフィズス菌)人間の腸にすんでいる細菌はいろいろありますが、代表的なのが乳酸菌です。この乳酸菌にもいくつかの種類があり、一番よく知られているのが、ビフィズス菌です。 乳酸菌は善玉菌と呼ばれ、便通をよくする、腸での抗生物質の副作用を抑えるなど、腸内環境を整えるのに効果があります。 このため、乳酸菌は便秘だけでなく下痢になったときも、おすすめの栄養素なのです。乳酸菌が多い食品といえば、もちろんヨーグルトです! オリゴ糖オリゴ糖は、その名の通り糖分の仲間で、胃や腸で吸収されにくいので、ダイエット用の甘味料としても使われる栄養素です。 このオリゴ糖は、乳酸菌の仲間であるビフィズス菌のエサになり、ビフィズス菌を増やす働きがあります。 このため、腸内環境を良くして、腸の働きを整えるので、下痢にも効果があります。ただし、オリゴ糖は人によっては、下痢の症状が重くなるケースもありますので、様子を見ながら摂取するようにしましょう。 下痢の基礎知識下痢というのは、腸で吸収できる水分の限度を超えた量が、体内に入ると起きます。 一般的な人の場合、1日に約9〜11リットルほどの水分が腸に送られ、小腸でその8割が吸収されます。そして、大腸で残りの水分が吸収されます。 しかし、水分を多く摂りすぎると、大腸での吸収の限度を超え、水っぽい下痢便になってしまいます。 下痢になる原因は、水分の摂りすぎや食べ過ぎが一番多いのですが、それ以外にも、ストレス、食物アレルギー、ポリープ、がん、大腸炎などがあります。 気をつけたいのは、下痢と便秘が交互におきて腹痛があったり、便に血が混じっている場合は、単純な下痢ではないので、早めに検査してもらう必要があります。 なお、水分を摂るのは、下痢の症状を悪化させてしまうと、思われていますが、これは逆効果になります。 いったん下痢になると、排出される水分が多くなり、体が脱水状態になってしまうので、水分の補給は欠かせません。 また、水分と一緒にミネラルも排出されるので、ミネラルウォーターや麦茶、スポーツドリンクなどを飲むとよいでしょう。 ただ、カフェインを含むコーヒー、牛乳、ビール、ダイエット甘味料などは、下痢になりやすいので、症状が良くなるまでは控えましょう。
|
|
||||||||||||
Copyrights (c) 2011 ビタミン|栄養素 |