玉ねぎ_栄養・ビタミン |
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ビタミン|栄養素 > 野菜の栄養・ビタミン > 玉ねぎ 特徴と栄養素効果、効能玉ねぎは、ビタミン類の含有量が少ない野菜ですが、その代わりに「硫化アリル」という栄養成分が多く含まれています。玉ねぎを切ると涙が出てくるのは、この物質の影響です。 硫化アリルは、ビタミンB1の吸収や働きを高め、体の新陳代謝を活発にして、疲労回復を早める効能があります。 また、ビタミンEと同じく、血液をサラサラにする働きがあるので、脳血栓や動脈硬化を予防する効能もあります。 玉ねぎにはその他に、善玉コレステロールを増やし、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出したり、ガンの予防効果があることが知られています。 食物繊維も比較的多く、便秘の改善や下痢止めの効能もあります。 注意点玉ねぎに含まれるビタミン類は、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、B1、葉酸(ビタミンB群)などの栄養がありますが、他の野菜に比べるとかなり含有量が少なくなっています。 このため、栄養、ビタミンの補給というより、血行の促進や便秘、下痢の予防を目的として、食事に取り入れるとよいでしょう。 玉ねぎの旬玉ねぎは北海道産が多く、8月〜10月が旬になります。北海道産以外の玉ねぎは、4月〜6月頃が旬です。 玉ねぎ_栄養、ビタミンの摂取主な栄養、ビタミン(100gあたり)
*上記の数値は、生の玉ねぎの栄養の含有量です。 上手な摂り方豚肉や牛肉と玉ねぎを一緒に食べると、肉に含まれるビタミンB1の吸収が高くなります。玉ねぎの辛みが気になるときは、お酢を少量かけたり、薄切りにして2分ほど水にひたしておくと、辛味が少なくなります。 薄切りした玉ねぎを、15分〜20分ほど空気にさらしておくと、血液をサラサラにする効果が高くなります。 また、加熱調理すると硫化アリルが変化して、甘みが出てきます。(スープやシチュー、カレーの玉ねぎを、甘く感じるのはこのためです。) 保存方法風通しの良い涼しい場所での、常温保存が原則です。湿気の多いところに保存しておくと、栄養、ビタミンが失われますので、新聞紙に包んでおくのがよいでしょう。 また、薄切りにした玉ねぎは、保存用の袋に入れて冷凍庫で凍らせておけば、煮物料理の具材に使うときに便利です。 最近、食の安全が問題になっていますが、あなたも一度は不安を感じたことがあるのではありませんか?
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