ニラ_栄養・ビタミン |
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ビタミン|栄養素 > 野菜の栄養・ビタミン > ニラ 特徴と栄養素効果、効能ニラは、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンB群、C、Eなどの栄養がバランスよく、豊富に含まれているのが特徴です。 ニラ独特の香りは「硫化アリル」という栄養成分で、ビタミンB1の吸収を高める効能があります。 ビタミンB群が多い食品には、牛肉や豚肉があり、ニラ料理でよく知られている”レバニラ炒め”は、とても理にかなった料理といえるのです。 硫化アリルは、ネギや玉ねぎにも含まれている栄養成分で、血液をサラサラにして血栓を防ぐ効能があります。 βカロテン(ビタミンA)は、皮膚や粘膜を正常に保ち、外部からのウィルスの侵入を防ぎ、免疫力を高めます。 また、眼の網膜にある光を感じる「ロドプシン」という物質の材料で、夜盲症(とりめ)になるのを防ぎます。 ビタミンB群は、糖質(炭水化物)や脂質からエネルギーを作ったり、たんぱく質を材料にして、皮膚や筋肉、骨、ホルモンなどを作る栄養です。 もし、ビタミンB群が不足すると、疲労感やだるさ、子供の成長障害、肌荒れ、神経障害などが起こってきます。 ビタミンCは、白血球の働きを活発にして免疫力を高め、抗ガン作用もあります。また、コラーゲンの合成を助け、丈夫な体の組織を作ったり、ストレスに対抗するホルモンを作ることも知られています。 そしてビタミンEは、上記の硫化アリルと同じく、血液をサラサラにして血行を良くして、血管に血栓ができるのを防ぐ栄養成分です。 注意点ニラ独特の”臭み”によって、口臭の原因になることがあります。煮たり炒めたりすると、臭みは少なくなりますが、長時間の加熱調理により、βカロテン(ビタミンA)が失われます。 どのくらい減るのかは、食品や調理の仕方によっても違いますが、ニラを5分〜10分ゆでると、20〜45%ぐらいβカロテンが減ることもあります。 ニラの旬ほぼ1年中店頭で販売されていますが、11月〜4月の間が、栄養も多くおいしいく食べられます、 ニラ_栄養、ビタミンの摂取主な栄養、ビタミン(100gあたり)
上手な摂り方ニラに多く含まれるβカロテン(ビタミンA)は、油や肉などの動物性のたんぱく質と、一緒に食べると吸収率がアップします。 また、ニラの硫化アリルは、肉に多いビタミンB1の吸収率を高めるので、ニラと相性のよいのは、やはり”レバニラ炒め”になります。 保存方法ニラは乾燥に弱く、長期保存ができないので、早めに食べるのがよいでしょう。保存するときは、湿らせた新聞紙で包み保存袋に入れ、野菜庫で保存すると栄養の減少が少なくなります。葉は柔らかくいたみやすいので、折れないように気をつけます。 最近、食の安全が問題になっていますが、あなたも一度は不安を感じたことがあるのではありませんか?
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