ネギ(長ネギ)_栄養・ビタミン |
|||||||
ビタミン|栄養素 > 野菜の栄養・ビタミン > ネギ(長ネギ) 特徴と栄養素効果、効能ネギは葉の部分にβカロテン(ビタミンA)が多く、茎の部分にビタミンCが、多く含まれている野菜です。 ネギには独特の強い香りがありますが、これは「硫化アリル」と呼ばれる栄養成分で、ニラや玉ねぎにも含まれています。 この硫化アリルは、ビタミンB1の吸収や働きを高め、疲労を回復させる効能や、消化液の分泌を良くして、食品の消化、吸収を高める効能があります。 このため、ビタミンB1が多く含まれている豚肉や牛肉と一緒に、調理するのがおすすめです。 硫化アリルは、血液をサラサラにして、血行を良くして体を温める働きもあります。 ネギの葉に多いβカロテン(ビタミンA)は、眼の網膜にある光を感じる「ロドプシン」という物質の材料で、夜盲症(とりめ)の予防効果がある栄養成分です。 また、粘膜や皮膚を健康に保ち、ウィルスや細菌の侵入を防ぎ、体の免疫力を高める効能もあるビタミンです。 一方、ネギの茎に多いビタミンCは、体に有害な活性酸素を分解する働き(抗酸化作用)があり、生活習慣病や老化の進行を、防ぐことが知られています。 ビタミンCには、この他にも次のような様々な効能があります。 ・コラーゲンの合成を助け、体の組織を丈夫にする ネギの旬温室栽培によって、1年中手に入れることができます。特に栄養、ビタミンが多いのは、11月〜2月の冬場です。 ネギ_栄養、ビタミンの摂取主な栄養、ビタミン(100gあたり)
*上記の数値は、生の葉ネギの栄養の含有量です。 上手な摂り方ネギに含まれるβカロテン(ビタミンA)と硫化アリルを上手に摂るには、調理の加熱時間がポイントです。 この2つの栄養成分は、どちらも熱に弱いので、素早く火を通す調理方法がよいのです。 保存方法ネギは乾燥すると、すぐに鮮度が落ちるので、新聞紙で包んで、涼しい場所での常温保存が適しています。 買ったときに泥がついているネギは、そのまま土に埋めておくと長持ちします。また、使いかけのものは、ラップでしっかり密封して野菜庫に入れておくと、栄養、ビタミンの減少が少なくなります。 最近、食の安全が問題になっていますが、あなたも一度は不安を感じたことがあるのではありませんか?
|
|
||||||
Copyrights (c) 2011 ビタミン|栄養素 |