ビタミン|栄養素 > ビタミンB6 > 1日の摂取量
年代別、性別|必要摂取量
ビタミンB6の1日あたりの摂取量を、一覧にしたのが下表です。
1)推定平均必要量
その年令の半数が必要量を満たす、ビタミンB6の摂取量で、 1日最低これくらいは必要な量です。
2)推奨量
その年令のほとんどが必要量を満たす、ビタミンB6の摂取量で、 1日の理想的な摂取量と考えてよいでしょう。
3)上限量
健康障害(過剰症)を起こさない、ビタミンB6の上限量です。
摂取量には、公的機関で定められた、4つの基準がありますので、詳しくはビタミンの摂取量についてをご覧ください。
<1日に必要なビタミンB6の摂取量> 単位:mg
年令 |
18〜29才 |
30〜49才 |
50〜69才 |
70才以上 |
男性 |
推定平均必要量 |
1.1 |
推奨量 |
1.4 |
上限量 |
60.0 |
女性 |
推定平均必要量 |
1.0
妊婦 1.7
授乳婦 1.3 |
1.0 |
推奨量 |
1.2
妊婦 2.0
授乳婦 1.5 |
1.2 |
上限量 |
60.0 |
*厚生労働省 日本人の食事摂取基準より
*1mg(ミリグラム)は1gの千分の一で、1g=1000mgです。
*上限量は、ビタミンB6の一種ピリドキシンとして計算した数値です。
摂取について
ビタミンB群は、ビタミンB6をはじめ、全部で8種類あり、お互いが関連しあって働く特徴があります。
例えば、ビタミンB6が体内で働くときはB2が必要ですし、ビタミンB群の仲間のナイアシンが作られるときは、ビタミンB6が必要になります。
つまり、ビタミンB2の欠乏→B6の欠乏→ナイアシンの欠乏
となるので、ビタミンB6の不足を防ぐには、B2が多い食品も、一緒に摂取するのがおすすめです。
ビタミンB2が多い食品には、豚レバー、牛レバー、うなぎの蒲焼き、牛乳などがあります。 参照→ビタミンB2が多い食品・食材
◇ビタミンB6 コンテンツ一覧
・ビタミンB6の働き・作用 ・ビタミンB6が多い食品・食材 ・ビタミンB6の1日の摂取量
・ビタミンB6の欠乏・不足 ・ビタミンB6の過剰摂取
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