ビタミンの摂取量について |
|
摂取量|4つの基準ビタミンは、毎日一定量を摂取することによって、健康的な身体を維持することができます。 ビタミンの摂取量については、誰でもチェックできるように、公的機関から「日本人の食事摂取基準」が、公表されています。 この中で、ビタミンの摂取量については、性別と年令別にそれぞれ、次の4つの基準が定められています。 推定平均必要量(EAR)その年令の50%の人が、ビタミンの必要量を満たしていると、考えられる数値です。 わかりやすくいうと、一般的な人であれば、最低限これだけは必要という摂取量で、これより少ないとビタミンの欠乏症のリスクが高くなります。 特に、よく運動する人や筋肉質で体格のよい人は、この数値よりも多めにとる必要があります。 推奨量(RDA)その年令の97〜98%の人が、ビタミンの必要量を満たしていると、考えられる数値です。 わかりやすくいうと、これだけのビタミンを摂っていれば、ほとんどの人が満足できる摂取量だといえます。 目安量(AI)その年令の人が、十分な量のビタミンを摂取していると、考えられる数値です。目安量は推定平均必要量や推奨量が、科学的に認められていない場合に、定められています。 この数値をクリアしていれば、ビタミン不足による身体のトラブルは、ほとんどないと考えられます。推奨量とほぼ同じと考えてよいでしょう。 上限量(UL)その年令のほとんどの人が、ビタミンの摂取過剰による障害をうけない、上限の数値です。 これ以上ビタミンを摂取すると、身体に変調がでてくる可能性が高くなりますが、一時的にこの量を超えたからといって、すぐに障害がでてくるわけではありません。 なお、上記の4つの数値は、全てのビタミンについて、定められているわけではありません。また、妊婦や授乳婦については、別に摂取量が定められています。 詳細な摂取量の数値は、各ビタミンの解説ページやビタミンの1日の摂取量をご覧ください。 ◇ビタミンの基礎知識 コンテンツ一覧 |
|
Copyrights (c) 2011 ビタミン|栄養素 |