柿_栄養・ビタミン |
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ビタミン|栄養素 > フルーツの栄養・ビタミン > 柿 特徴と栄養素効果、効能柿にはビタミンAやビタミンC、カリウムなどの栄養が多く含まれている他、柿の渋み成分である「タンニン」も含まれています。 特にビタミンCは、柿100g(中型の柿1/2個)あたり、70mgも含まれています。ビタミンCの1日の推奨量が100mgなので、普通の柿を1個食べるだけで、1日分のビタミンCが補給できるのです。 このビタミンCには、次のように様々な効能があります。 ・コラーゲンの合成を助け、肌や骨を丈夫にする ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保ち、外部からの細菌やウィルスの侵入を防ぎ、病気への抵抗力を高めたり、ガン予防の効能があります。 また、眼の網膜にある光を感じる「ロドプシン」という物質の材料になり、暗い所で眼が見えにくくなる、夜盲症(とりめ)を防ぐ効能もあります。 柿にはビタミン以外にも、カリウムも多く含まれていますが、それとは反対に塩分(ナトリウム)が少ないので、血圧の高い人にはおすすめのフルーツです。 その他、柿の渋みの原因であるタンニンは、アルコールを肝臓で分解するときにできる「アセトアルデヒト」という有害物質を、無害にする働きがあります。 (アセトアルデヒドが、体内に多く残ってしまうと、二日酔いや悪酔いの原因になります。)注意点柿を食べ過ぎると、お腹を冷やし消化を悪くすることがあります。柿が完熟すると、ビタミンCが半分ほどに減り、皮をむいて干柿にすると、それ以上に減少するので、ビタミンCの摂取は、あまり期待できません。 またタンニンは、胃や腸の粘膜を収縮させるので、食べ過ぎると便秘の原因になることがあります。 柿の旬柿の旬は、甘柿、渋柿の両方とも10月中旬〜11月下旬の秋で、このときの柿は栄養、ビタミンが豊富で、おいしく食べられます。 柿_栄養、ビタミンの摂取主な栄養、ビタミン(100gあたり)
*この数値は、生の甘柿の栄養の含有量です。 上手な摂り方柿の表面全体が、”柿色”になった時が食べ頃です。表面の一部に緑がかった部分が残っているときは、常温のまましばらく保存して、熟成するまで待つのがよいでしょう。 ちなみに新鮮な柿の葉には、100gあたり600〜650mgものビタミンCが、含まれています(実よりも多い!)。このため、柿の葉を陰干しにして、細かく刻んだ「柿の葉のお茶」も作られています。 保存方法柿は、比較的保存がききますが、野菜庫に入れて冷やすと、食感や味が悪くなるので、常温で保存しましょう。 最近、食の安全が問題になっていますが、あなたも一度は不安を感じたことがあるのではありませんか?
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