ビタミンB1の1日の摂取量 |
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年代別、性別|必要摂取量ビタミンB1の1日あたりの、それぞれの摂取量は、下表のようになっています。 1)推定平均必要量 2)推奨量 摂取量には、4つの基準がありますので、詳しくはビタミンの摂取量についてをご覧ください。 また、ビタミンB1は、大量に摂取しても健康障害(過剰症)はないので、上限量は定められていません。
*厚生労働省 日本人の食事摂取基準より ビタミンB1の摂取量については、1日あたりのカロリーを元に計算する方法もあり、その場合は、1000kcalに対して0.54mgになります。 例えば、男性で1日あたり2600kcalとすると 1.4mg、女性で1日あたり2000kcalとすると 1.1mgになります。 ビタミンB1は、はげしいスポーツをする人や、お酒をたくさん飲む人、甘いものをよく食べる人には、特に必要な栄養素です。 また、インスタント食品やレトルト食品、清涼飲料水を多く摂る人も、ビタミンB1不足になりやすいので注意しましょう。 摂取について昔の日本人は、玄米をはじめ麦やひえ、あわなどの雑穀を食べていましたが、白米ばかり食べるようになった明治以降は、ビタミンB1不足が目立つようになりました。このため脚気が、多く発生するようになったのです。 米ぬかには、多くのビタミンB1が含まれていますが、お米を精米することで、ビタミンB1をわざわざ、取り除いているのと同じになります。 ただ近年は、食生活が豊かになり、ビタミンB1の摂取も十分で、脚気になる人はほとんどいなくなりました。 しかし最近は、再び脚気になる人が多くなってきたのです。 これは、冷凍食品やインスタント食品などで、十分な糖質(炭水化物)を摂取しているのに、それをエネルギーに変える、ビタミンB1が不足しているためにおこることです。特に、食生活が偏りがちな若者に多いようです。 もともとビタミンB1は、日本人に最も不足しやすいビタミンといわれています。 少し身体を動かすと、すぐに息切れや動悸がして、疲れやすいなど、「潜在性のビタミン欠乏症」と呼ばれる人も多くなっています。 ◇ビタミンB1 コンテンツ一覧 |
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