ビタミンKが多い食品・食材 |
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多い食品は2系統ビタミンKはK1〜K7の7種類がありますが、天然の食品に含まれるビタミンKは、K1とK2です。 栄養素の面から見ると、ビタミンKというと、このK1とK2を指しています。 ビタミンK1は、主に植物の葉緑体で作られるので、緑黄色野菜や海草類などの食品に多く含まれています。 ビタミンK2は、微生物によって作られるので、納豆などの食品に多く含まれています。 ビタミンの働きからすると、K2よりもK1の方が効率がよく、血液中のビタミンKのほとんどがK1です。 またビタミンKは、私達の腸内の細菌によっても作られるので、普通の食事をしていれば、ビタミンK不足になることは、ほとんどありません。 ただし、生まれたばかりの赤ちゃんや乳児は、腸内の働きがまだ未熟で、ビタミンKは作られません。 このため、ビタミンKが不足がちで、これが原因で消化系の出血や頭の内出血(K欠乏性出血症)がおこることがあります。 これを解決するため、新生児や乳児にはビタミンKを含むシロップを、飲ませることが行われています。 また、妊娠、授乳期の女性は、ビタミンKが不足することが多いので、赤ちゃんのためにもビタミンKが多い、食品を摂ることが大切になります。 ビタミンKが多い食品・食材下表は、食品の食べられる部分(可食部)100gあたりの、ビタミンKの含有量と、一食で食べるおおよその食品、食材の量です。
*文部科学省 五訂日本食品標準成分表より 緑茶はビタミンKが豊富なので、野菜や納豆が苦手な人は、毎日一杯の抹茶を飲むのがよいでしょう。 また、レタスやキャベツは日光にあたった外葉の方が、芯に近い部分よりもビタミンKが多く含まれています。 1日あたりの摂取量ビタミンKの摂取の目安は、性別、年令で、1日あたり次のようになっています。 ・男性の目安量 ・女性の目安量 目安量とは、ほぼ満足できる摂取量と想定される数値のことで、これ以外の摂取量は、公的機関では定めていません。 最近、食の安全が問題になっていますが、あなたも一度は不安を感じたことがあるのではありませんか? ◇ビタミンK コンテンツ一覧 |
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